今回のコラムテーマは「順番を待つ」です。
発達特性があるお子さんの中には「順番を待つ」ということに苦手さが見られる子が多くいます。
遊びを待つ列を抜かしてしまう、遊具を使う順番が待てず横取りしてしまう、話を聞く場面でも話したい気持ちが先行して待つことができない…様々な状況で困難さが生じていることはありませんか。
これらは以下のような要因が考えられます。
●「順番」の理解の難しさ
「今は誰の番か」「その次にどうなるのか」「自分のターンはいつか」といった順番の意味合いの理解が難しいケースがあります。
● 衝動性の強さ
「こうしたい!」と思った時すぐに行動に移してしまう特性です。これは意思によるものではなく、脳の働きに起因していると考えられています。
●見通しの立ちづらさ・それに伴う不安感
「本当に自分の番が来るのか」「あとどれくらいかかるのか」といった見通しが立ちづらく、その不安感を非常に強く感じるお子さんもいます。
これらに対して、スパーク稲城オレンジでも行うことがあるアプローチをご紹介します。
◎ 順番の可視化
待つ順番を色分けした待機ゾーンを作る、「ボールを持った人が行う」といったルールを設定するなど順番を「見て分かる」という仕組みがあると、安心して待つことに繋がります。
◎「待つ間にできること」をつくる
待つ時間のそわそわとした気持ちを和らげるための代替行動があると、気持ちが紛れることがあります。
手遊び、クイズといった物を使わずともできるお子さんが好きなことがあると安心ですね。
◎出来たことを喜び合う
「待っててくれてありがとう!」「やったね!待ってたからできたね!」と喜び合うことで、お子さんの成功体験となります。
いかがでしょうか。
様々なアプローチを試していただきながら、お子さまに合った苦手さの向き合い方を見つけていけると良いですね。